- 妊婦健康診査って、いつから?
- 費用はどれくらい助成(補助)されるの?
- 初回の手続きはどうしたらいいの?
こういった疑問にお答えします。
妊婦健康診査の補助については、各地方自治体によって多少内容が異なるため、ここではできるだけ多くの人に当てはまる内容を中心にしています。
Contents - 目次 -
妊婦健康診査の補助券(助成)とは
妊婦健康診査とは、妊娠中のママや赤ちゃんの健康を守るため、定期的に医療機関で医師の診察を受けることです。
ふだんより健康に気をつかわなければいけないので、妊娠したら積極的に診査を受けましょう。ただ、その時の医療費がちょっと心配ですよね。
そこで、国は妊婦健康診査を受ける方に対して補助券を支給しています。
これによって、妊婦の方の費用負担を軽減し、安心して健康診査を受けれるようにしたのです。
お住いの地方自治体によって、多少内容が異なるので注意が必要です。
また、里帰りなどで、お住いの地域と別な地域で受診された場合は、後日申請することで助成を受けることができます。
対象者(条件)|誰がもらえるの?
妊娠したすべての女性が対象となります。
各地方自治体が運営しているため、当然ですが国内に住民票があることが必要です。
受給金額|いくらもらえるの?
各地方自治体によって異なります。
たいてい上限額が決まっていて、例えば上限額5,000円の地域の場合、医師の健康診査を受けて、5,000円以上であればその差額のみを支払うことになります。5,000円に満たないのであれば、費用負担は0円となります。
参考サイト
受給方法(申請手続き)|どうやったらもらえるの?
手続き
妊娠していることがわかったら、お住いの地方自治体(市役所など)に行きましょう。
妊娠届出の際に、母子手帳が交付されますが、同時に妊婦健康診査の補助券14回分が支給されます。(補助券と言わず、妊婦健康診査受診票と呼ぶところもあります。)
補助券の使い方
健康診査を受診した医療機関の窓口で提出してください。
補助券の使用頻度
14回分が支給されますが、推奨される使用頻度は、下記を参考にしてみてください。
妊娠23週まで…4週間に1回
妊娠24週から35週まで…2週間に1回
妊娠36週から出産まで…1週間に1回
補助券が使用できない場合
補助券(もしくは妊婦健康診査受診票)が使用できない助産所や、里帰りなどで普段お住いの地域とは異なる地域で健康診査を受ける場合は、その費用の一部を助成してもらえます。
その場合は、後日お住いの地域の地方自治体(市役所など)へ申請してください。
申請期限があり、お子さんが1歳になるまでなので、遅れずに申請するようにしましょう。
よくある疑問 Q&A
Q.私は補助券を14回分も貰っていないのですがどうしてなんでしょう?
A.14回分の支給がない地域もあります。
各地方自治体によって、異なりますので、残念ながら14回分ではない地域もあります。
まとめ
各地方自治体によって多少違いがあるので、本記事を参考にお住いの市役所などで詳細を確認するようにしましょう。
ポイントをここで整理します。
- 妊娠したら、出産まで定期的に妊婦健診を受ける
- 妊婦健診の費用は、補助券により負担が軽減される
- 居住県外で受診となっても、後日申請で助成を受けられる
こちらをしっかり活用することで、出産までの費用負担を軽減しましょう。
そして何よりも、積極的に妊婦健診に行くことで、母子ともに健康に出産を迎えられてください。