年金について学ぶ|基礎から増額方法まで

年金

年金と聞いて、広く知られているのが「国民年金」や「厚生年金保険」です。

現役の時に一定の金額を納めることで、老後に納めた金額や諸条件に応じた金額を受け取ることができる仕組みです。

国の年金制度は原則として受給開始の年齢が決まっており、死亡するまでの間、永続的に支給されます。

よって、加齢に伴う心身の不調により、働くことが困難になってしまっても、国が一定の生活を維持できるよう支援する仕組みとして出来上がった制度です。

年金の仕組みとしては、実はこの『老後』の備えという目的以外にも、障害をもった時の支えとなる『障害年金』、家計を支えていた方が万が一亡くなった時の支えとなる『遺族年金』があります。

また、国の制度である【公的年金】だけでは、老後の生活に不足するであろう金額を補うために自ら選択できる【私的年金】があります。

ここでは種類・目的別に年金の気になる制度について整理しています。

気になる項目からチェックしてみてください。

老齢年金:老後の生活の支え

障害年金:障害を持った時の支え

遺族年金:亡くなった後の家族の支え

公的年金と私的年金

年金には公的年金のほか、任意で加入できる私的年金があります。

下記が年金制度の体系図です。

年金制度の体系図

画像引用:日本の公的年金は「2階建て」| いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省

公的年金と私的年金をそれぞれご紹介します。

公的年金

公的年金は、国が定めている年金制度です。

私的年金

私的年金は、企業や個人が加入の有無を選べる年金制度です。

まとめ

年金はその種類や加入期間、納めた金額や年齢によって、受給金額や受給期間が異なります。

国の年金保険料の支払いは国民の義務であるとともに、受給金額は国がその時の社会の状況に合わせた最低限の保障であり、それを受け取れることは私たちの権利となります。

一方で保険会社の年金型保険は、個人の自由選択です。ご自身の状況に合わせて、老後の年金を増やすために活用することができます。

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*こちらの記事で、老後の年金受給金額のイメージを掴むことができます。

ちなみに、自分が納めた金額が給付時の財源と連動していると勘違いされがちですが、国の年金制度には「世代間扶養」を基本とした賦課方式が採用されています。これは現役世代が、その時の年金を受給する世代を支える仕組みになっています。

そのため、現在年金を納めている方が受給側になった時、その費用を支えているのはその時の現役世代ということになります。

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